目やまつ毛に負担がかかるアイメイクでおこってしまう病気と対策
2016/06/06
目を大きく見せるアイメイクは、若い女性に人気が高く、顔や特に目元に関するコンプレックスを手軽に解消することができます。
しかし、メイクのせいでトラブルが起きてしまうこともあるため、その対処法について知っておくことも大切です。
思った以上に負担になっていることが多いアイメイク
カラーコンタクトは黒目を大きく見せるため、10代の女性のメイクに欠かせないアイテムとなっています。しかし負担も大きく、使い方を間違えたり、正しい認識のもとに使用しないと、深刻なトラブルが起きてしまう可能性もあります。
アイライナーは目を大きく見せることができますが、成分が目に入ることで炎症が起きやすいということです。特にまつ毛の内側ギリギリにラインを描くと刺激が大きくなりますし、炎症のリスクが高まるので注意しましょう。
アイシャドウは顔の印象に変化を与えることができますが、薄くデリケートな部分の皮膚にメイクをすることで、トラブルが起きやすくなっています。
一重の人は二重のり(アイプチなど)を使っていることも多いでしょう。しかし、これは頻繁に使うことで、まぶたの皮膚が荒れてしまうこともありますし、まぶたの皮膚が固定されるとまばたきしにくくなり、ドライアイの原因となることもあります。
最近は汗や涙で落ちにく化粧品が多く、落とすためには洗浄力が強いクレンジング剤が必要となります。しかし洗浄力の強いクレンジング剤は、皮膚への刺激も大きいということです。
アイシャドウや二重のりの使用が原因であり、皮膚のかゆみや赤み、湿疹などが出てしまいます。ちなみに、眼瞼炎が慢性化するとまつ毛が抜けてしまうこともあるため、早めに対策した方が良いでしょう。アイメイクが目に入ると結膜を刺激して結膜炎が起こりやすくなります。軽い症状ならメイクをしばらくやめるだけで治ることもありますが、病院を受診した方が早く治ることもあります。
また、まつ毛は円形脱毛症の一環として抜け落ちてしまうこともあり、これはストレスが主な原因なのでストレスを溜めないように生活することが大切です。
デリケートな目元は優しくクレンジングからケア
まず、カラーコンタクトを使ってる人は、きちんと洗浄して保存をすることが大事です。使い捨てなどを使ってる人は期日を守りましょう。そして、コンタクトの使用に合わせて眼科での検診を怠ってはいけません。その検診で目の病気や眼球の傷などを見つけることができ、素早く対処できるでしょう。
アイメイクでは、優しくクレンジングをすることです。最近ではクレンジングで洗い流さず、シートで拭いてそのままな人も多いようですが、それがトラブルの元となることもあります。きちんと落とし、ケアをすることと同時に、時には休ませてあげることも必要です。目が充血したり目元にかゆみや湿疹などが出た場合には、病院で診察をしてもらいましょう。
つけまつ毛やマスカラなどは負担も大きく、ストレスなどでさらに抜けてしまうことも少なくはありませんので、長時間の使用を止めたり、専用のクレンジングを使うのも効果がでます。